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6日日/2003年7月3日(木) 天気は小雨のち曇りのち晴れ (その1) |
| 今日は1日フリータイム。私たちはOPツアーに参加しないので時間に縛られることなく、スイスに来てから初めてゆっくりした気分で朝を迎えました。7時前に目が覚めてカーテンを開けてみると、むむっ、なんと雨が降っているではありませんか。「おい、雨降ってるで。難儀やなあ」「まあ、ゆっくりしとき、ということとちがう?」さすがに相方はどっしり構えています。「そうはいうても、ホテルにじっとしてるわけにもいかんし」と、急きょ雨用のスケジュールを立て直す私。幸い雨はたいしたことはないようで、小雨なら何とかなると、とりあえず午前中はハイキングをあきらめラウターブルンネン経由でトゥリュンメルバッハの滝を見に行くことにしました。グリンデルワルド日本語観光案内所のホームページによると、この滝は氷河の水が岩をくり抜きものすごい勢いで流れ落ちているとかで、「天気の悪い日の遊び方(夏)」にも一番にあげられています。 そうと決まった私たちは8時頃朝食をとりに1階のレストランへ。他の皆さんはすでに出かけたようで広いレストランに私たちだけの貸し切り状態です。食事のあと支度をしてロビーで一服していると、私たち同様OPに参加されなかった岡山のお二人が来られなにやら手持ちぶさたの様子。結局一緒に滝を見に行くことになりました。 9時過ぎにホテルを出てインターラーケンオスト駅へ。窓口でラウターブルンネン行きの2等切符を買ったのですが、係の女性は4人分で52.80CHF出せといいます。こんなに高くなかったはずなのにと思いよく聞いてみると、片道のつもりが往復切符を注文していたらしく納得。ガラスで仕切られた窓口にある小さなターンテーブルにお金を乗せると、苦笑してテーブルを回し切符とおつりを渡してくれました。メモ書きして見せた方が確実かも。構内の黄色い時刻表(白は到着用)を見るとラウターブルンネン行きは9:35発でどうも2番線から出るらしい。念のため近くにいた駅員さんに「To Lauterbrunnen?」と聞くと、向かいのホームに止まっている列車を指さすので、「間違いないな」と陸橋を渡り、乗り込む前に車両の行き先プレートをもう一度確認。実はこの列車、前半分がラウターブルンネン行きで後ろ半分はグリンデルワルド行きなので、うっかり車両を間違えるとえらいことに。二つ目の駅ツヴァイリュチーネンでグリンデルワルド行き車両を切り離した列車は、約20分で無事ラウターブルンネンに到着しました。 大半の人は駅前のケーブルカー乗り場からミューレンに向かうようですが、私たちは郵便バスでトゥリュンメルバッハまで行く予定です。バス乗り場はどこ?あそこに車の絵が描いてあるよ。やっぱりこっちかなあ。うろうろしながら乗り場を見つけたときにはもう出たあとらしく、次のバスまでしばらく時間があります。雨はほとんど気にならない程度で、同行のお二人もお年の割に(失礼)お元気そう。それなら次のバスを待っているよりはと、歩いてみることにしました。駅前の通りにはこじんまりしたホテルや雑貨屋さんなどの店が並んでいてかわいらしい村といった雰囲気です。ぶらぶらと店を見ながら500〜600mも行くと村はずれの教会で、川を渡ると狭い谷いっぱいに牧草地が広がっていました。谷の両側は数百mはあろうかという垂直の絶壁で、右手の崖の上からは落差300mとヨーロッパ第2のシュタウプバッハの滝が落ちてきています。遠くの山はかすんで見えませんが、雨で濃さを増した牧草や木々の緑が目に優しく、こんなハイキングもなかなかのものです。 道沿いの民家の庭に作ってある花や野菜をのぞいたり、放牧している牛の親子連れを相手にしたりしながら、1時間ほどでTRUMMELBACH FALLと書かれた大きな看板が見えてきました。レストランや売店の横を通り細い道を崖の方へ行くと料金所があり、1人10フランの入場料を払って岩の中を登る古めかしい斜行エレベーターの前へ。滝の中程までこれで上がります。 トゥリュンメルバッハの滝は「岩の中を流れる滝」です。アイガー、メンヒ、ユングフラウからの大量の雪解け水が、長い年月をかけて石灰質の岩を削り、くり抜いてできたもので、そばに立つとものすごい水しぶきと轟音に圧倒されてしまいます。エレベーターを降りてさらに階段を上がります。横からすごい勢いで吹き出していたり、渦巻きながら真下に落ちていったりする滝をいくつもあるポイントから眺めたり、写真に撮ったり。またたく間に上着が濡れてくるほどで、「雨天の場合のおすすめ」に納得。帰りは階段で降りていきますが、どこからも滝全体が見えることはなく、写真でこの滝のすごさを表すのは不可能です。 午前中降っていた雨も上がり、「DIE POST」の文字とバスの絵が描かれた黄色い標識のバス停でラウターブルンネンへ戻る郵便バスを待っていると、日本人母娘の方がバス料金と支払い方法を教えてくれました。1人3フランで前払いです。12:47に黄色い車体にホルンの絵がかわいい郵便バスがやってきました。私たちが1時間かけて歩いてきた道を、ラウターブルンネンまで8分ほどです。バスを降りてインターラーケン行きの列車に乗り換え、1時半頃出発地点のオスト駅に戻ってきました。 列車の中で昼からはベルンBernに行ってみようかと話していたので、すぐに切符を買うことにして窓口で行く先を告げると、係の女性がなにやらしゃべりながら私の後ろを指さし、さらに窓口わきの箱を指さすではありませんか。箱の中には番号が印刷された紙があり、「朝はすんなり買えたのに何いうてんのん」と訳が分からないまま後ろを振り向くと、銀行にあるような整理券を発行する機械があります。なるほど切符を買うのに整理券が必要なのか。見上げると数字を表示した竃光掲示板もありました。整理券(418番)をとり自分の番号が表示される(418>03つまり418番の人は3番窓口へ)のを待って改めて窓口へ。やっとベルン往復の2等チケット(1人往復48フラン)を購入しましたが、切符と一緒にもらった時刻表ではベルン行きの特急(IC=インターシティ特急)はまさに出発の時間です。ホームに出てみると特急らしい列車が動き出していて、そばの駅員さんに「To Bern, This Train?」と聞くと「Ja!」の返事。私の持っていた時刻表を指して次は14:39発だと教えてくれました。 |
![]() インターラーケンから登山電車で ラウターブルンネンへ |
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![]() 落差300mのシュタウプバッハ滝 |
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![]() 絶壁に挟まれたU字谷の村 |
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![]() 子牛がついてきます |
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![]() トゥリュンメルバッハの滝入口 |
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![]() 大量の水が岩の中を流れる |
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![]() ごう音と共に真横から吹き出す水 |
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![]() 郵便バスの停留所 |
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![]() 黄色の車体にホルンの絵の郵便バス |
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![]() ラウターブルンネン駅にて |
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