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5日目/2003年7月2日(水) 天気は晴れのち曇り一時雨 (その2) |
| 次のアイスメーア駅3160mでもしばらく停車。同じように壁に開けたガラス窓からは先ほどまでの景色とは全く違う、雪と氷の世界が広がっていました。ここはアイガーヴァント駅のちょうど反対側、アイガーの裏側にある氷河を見せています。列車はさらに進みようやく終点ユングフラウヨッホに到着しました。この駅も岩をくりぬいた中にあり、集合時間まで自由見学なので、とりあえず一番高いスフィンクス展望台3571mへ上がろうとエレベーターのところまで急ぎます。おっと、急いではいけません。高山病が待っています。落ち着いてゆっくりと急ぎ足で…。エレベーターを出ると、あまりにまぶしい光にあわててサングラスを取り出しました。 展望台を取り囲むテラスに出てまず目に飛び込んでくるのは、ヨーロッパ最長といわれるアレッチ氷河です。まっすぐにずっと向こうまで伸びる氷河は、上に雪が積もっているせいか真っ白で、マッターホルンで見た薄汚くゴツゴツした感じのゴルナー氷河とは違い美しい。テラスを回って西側にはユングフラウが、東側にはメンヒが望め、特にメンヒはまるで手を伸ばせば届きそうな近くに巨体を見せていました。風もなく高度のわりに寒くないので、眺めを楽しんだあとは下へ降りて出口から外へ出てみます。ユングフラウ雪原(アレッチ氷河の最上部)では大勢の人が雪の上をトレッキングしたりスキーや犬ぞりで遊んでいたりしています。私たちも少し歩いてみたかったのですが、残念ながらあまり時間がないのであきらめて再びトンネルへ。売店横のポスト(日本の丸形郵便ポスト)に絵はがきを投函して反対側の氷の宮殿へ向かいます。プラトー展望台への出口をちょっとのぞいて氷の宮殿に着いた頃にはすでに時間切れで、入り口から少し氷の廊下を進んだところで引き返し集合場所へ。帰りはアイスメーア、アイガーヴァント駅には止まらず、クライネシャイデックまで戻ってきました。 見学時間が1時間とは短すぎる、もう少し時間があったらなあ。でもぜいたくはいえません。クライネシャイデックから眺める山の上部はすっかり雲に閉ざされてほとんど見えなくなっています。私たちは昨日から今日のわずかな晴れ間にタイミング良く登って来たことになるんですから。「モンブラン、マッターホルン、ユングフラウと3つの山全てで晴れていたなんてめったにないことですよ」と添乗員さんも鼻をぴくつかせておっしゃっていました。駅前の食堂で昼食です。観光客が多い上ちょうど食事時なので中は満員。私たちのメニューは、スープ、ロシティッツァというじゃがいも料理、チキン、温野菜、アイスクリームなど。チーズもふんだんに使ったボリュームたっぷりのものでした。 食後近くの売店でおみやげの品定め。リュックにつける小さなカウベルは音がいまいちなのであきらめ、エーデルワイスの押し花(19.80CHF)を買いました。天気は再び下り坂のようで空の雲は濃くなってきています。不思議に思うのは、ここスイスでは雨の日でもほとんど湿気を感じないことで、昨日も日本のこの時期の雨とは違い、普段乾燥しているせいかちょうどいいくらいです。曇り空の中をグリンデルワルド駅へ。谷を縦横に走るハイキングコースを歩いている人を見て思わず「気持ちよさそう!」とT子さん。牛も山羊も気持ちよさそうです。3時頃駅に着いた私たちは近くの駐車場からバスに乗り、今日の宿泊地インターラーケンへ向けてグリンデルワルドをあとにしました。 4:30インターラーケンのホテル、ロイヤルサンクトジョージROYAL ST. GEORGESにチェックイン。ヴェスト(西)駅とオスト(東)駅をつなぐインターラーケンのメインストリート、ヘーエ通りに面した今回のツアーで一番格調の高そうなホテルです。チェックイン前に公園の前の土産物屋でVictorinoxのアーミーナイフ26.70CHFを買った私たちは、部屋に落ち着くまもなく添乗員さんの案内で近くの時計店チェーンBuchererでおみやげ用の時計を物色。値段の手頃なスウォッチを2個(105CHFと115CHF)買いました。天気は再びすっかり回復、こりゃあ明日もいい天気かな。気をよくした私たちはヴェスト駅よりの小さなコープでエビアン2本(1.10CHF×2)、Gerberチーズ(今朝ホテルの朝食に出ていた6Pチーズのような丸形の12Pチーズ、カマンベールやクリームチーズなど6種類入りでおいしかった)、リベラ2本、黄色のトブローネチョコレートToblerone1個(試食用2.20CHF)、ビール、ヨーグルト(フルーツやシリアル入りでとてもおいしい)などの食料品を購入しホテルへ戻ることに。両駅の真ん中あたり、緑の芝生が美しい大きな公園(ヘーエ・マッテ)のはるか向こうにユングフラウの白く輝く山並みが見え、明日の天気を約束しているかのようです。 夕食はホテル近くのイタリアンレストランで野菜スープ、魚のフライ、じゃがいもなど。デザートはここでもやたらと甘いアイスクリームでした。8時頃夕食が済み、オスト駅の前に大きなコープがあると聞いたので行ってみるとすでに閉まっています。手持ちのスイスフランが残り少ないので日本円と両替したいのですが、駅の窓口も閉まっており勝手が分かりません。近くにATMのような機械があり、クレジットカードで現金が引き出せそう。しかしカードは受け付けたものの次の画面でドイツやアメリカの国旗が出てきて、「あれえ?スイスフランが欲しいのにドルやユーロはあかんやろ」と理解不能です。後から考えれば、あの国旗は表示言語を選ぶ画面だったのかなとも思いますがそのときはお手上げであきらめ、結局ホテルのフロントで両替してもらいました。1フラン100円。 明日は丸1日自由行動です。ほとんどの方はオプションの「世界遺産ベルンとエメンタール観光」に参加されるようですが、私たち二人は別行動で天気がよければもう一度ユングフラウ方面に戻り、ハイキングなどを楽しみたいと思っていました。その夜考えたスケジュールは、インターラーケンオスト駅から登山鉄道でラウターブルンネンを経由してヴェンゲンまで行き、ロープウェイでメンリッヒェンに上がってクライネシャイデックまでハイキング。ラウターブルンネンまで列車で戻り、郵便バスでトゥリュンメルバッハに行き滝を見学。さらに時間と体力があればミューレンまで足をのばし、ケーブルカーでアルメントフーベルへ上がって花の谷をハイキングしながら降りてくる、といったもの。 実現できればいい旅の思い出になること間違いなしと確信して眠りにつきました。 |
![]() アイガー山中のアイガーヴァント駅 |
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![]() ユングフラウヨッホの スフィンクス展望台から 間近に見えるメンヒ |
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![]() ヨーロッパ最長・アレッチ氷河 |
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![]() ユングフラウ雪原にて |
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![]() 雪原の向こうにユングフラウ |
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![]() 氷の宮殿(アイスパレス) |
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![]() クライネシャイデック駅 |
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![]() グリンデルワルドののどかな風景 |
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