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<39>リハビリテーション
 さて、今回はリハビリテーションってことで話を進めます。
専門外って言えば専門外ですので、あれですが・・・・・・・
セラピストの方が読めば怒られるかもしれません。

 とりあえず、『介護福祉士にリハビリテーションの技術は必要か?』って聞かれたら私は、
「やっています」って答えると思います。
 必要か?不必要か?との問いへの答えではないようですが、ケアワーカーは皆やっています。
やっているので必要なのかもしれませんが・・・・・・・セラピー(=療法)としてやっていないので、不必要かもしれません。

 『また、そんな哲学チックな話か・・・・』って思ってください。
そんな趣旨のホームページですので。

 rehabilitation(リハビリテーション)のreはラテン語で「再生・再び」って意味です。
余談ですが、recreation(レクリエーション)のreも同じラテン語を語源としています。
ちょっと職場で「リハビリとレクの”リとレ”は同じ意味やで」っとシッタカブリしてください。

 さて、habileは「適する・能力をもつ」ってことで、ationは「状態にする」です。
簡単に訳すと『リハビリテーション=再び能力をもつ状態にする』ってことです。
『失われた能力を取り戻すこと。その過程。』みたいな感じでしょうか。

 さて、OTさん・PTさんはその筋のプロです。
当然、学校では解剖学などでしっかりと勉強しておられます。
下肢拘縮の話をすると『ハムストリングが・・・・』とか『可動域制限マイナス20度』とか
難しい言葉が並びます。

 はい、私たち介護福祉士にはど〜でもいいです。
だって、可動域制限があったり、ハムストリングが縮んだりして、それ以上の改善が見られない人が対象者ですから。
いや、改善する人もいますよ。
そんな方は素人が手をだすより、プロにやってもらいましょう。

 さて、最近のリハビリテーションは『全人間的復権』と訳されることがあるようです。
レクリエーションと同じで、時代によって訳が変わってきていますのでご注意を。
レクリエーションが時代によって解釈に違いがあることは、
「レクレーション学の方法 編集:日本レクリエーション学会 発行所:(株)ぎょうせい」に
詳しく書かれていますので、暇があれば読んでください。(愛情なし。また、そんな難しい話の欄も作れたらいいですね。)
読みにくくてわかりにくい本なので、職場に一つあれば十分です。
また、話がそれた・・・・・・・

 『リハビリテーション=全人間的復権』と解釈すると私達介護福祉士が専門です。
日々のトイレ誘導や食事での自助具・痴呆への環境や関係の整備等も『全人間的復権』です。
週2回の入浴を滞りなく実施していることも、全人間的復権です。
だって、年に3回の入浴じゃあ、人間的に復権していませんから。
どんな障害があっても、適時に入浴できるって全人間的復権だと思います。

 私達は年寄りに無意識で全人間的復権(=リハビリ)を行っているのです。
SMに使うような機械を並べているPTさんや、必死で折り紙をしているOTさんよりも、
「パパパ・マママ」や「カードを見せて『はくさい』」って言わしているSTさんよりもです。
「トイレ・メシ・ネル」の3つが言えるようにしてくださいよSTさん。

ケアワーカーが関わればよっぽど人間的に回復しています。
 私達がいれば、全人間的復権は可能です(いいすぎです)
 そう、私達こそ本当のセラピストです(だから、いいすぎです)

 本当は、OT・PT・STさんは一緒にお風呂に入ってUNKOまみれになって、解剖学的・生理学的に可能な所を見つけ出して
ケアワーカーはその人が「やりたいこと・したいこと」を見つけ出して、共同で全人間的復権を目指すべきなのですがね。

 ヨネさんは一人でトイレに行きたいらしい。
PTさんよ。どうすれば立てる?
OTさんよ。どうすればズボンを下ろせる?
看護師さんよ。体調管理は万全にできるか?せめて最初の2週間。
ソーシャルワーカーさんよ。どこまで金だせる?(これは間違いかも)
お医者さんよ。朝に一回UNKOを出すように薬を調整してくれよ。
施設長よ。このベッドの足は切っていいのか?
みたいなことをするのがチームケアです。
 要望・要求を具体的な形で示せるようにチームを組むわけです。

 ただ単に、立てるようにするのがチームではありません。
立って何をするかが重要ですね。
世話ワーカーさんは別ですよ。痴呆の年寄りより日本語通じませんから。
なお、ICFでもそういう理解です。WHOがそう言っています(いいすぎかも?)

 だから、リハビリテーションは「やっている」と答えるのが回答だと思います。
2004.9.19

<<今、振り返って読んで>>
 ROM訓練もどきをした結果・・・・拘縮が増強しました。(汗)
「痛みを伴わないように行う」っていう加減の問題だったのか?
回数の問題だったのか?
はたまた、別の要因なのか?

それすらわからない。
事後評価ができないので、勉強してわかるまでは絶対にやりません。
プロとして。
2006.5.11


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photo:水没少女