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<29>ケア真似
 さて、介護支援専門員が2000年から配置されました。
ケアマネージャーとか言うらしいです。
略してケアマネですね。

 大体、ケアマネがケアって何かわかっていないことがある。
この看護婦さんの方がケアが上手である。

 この前も『もっと利用者と接する機会を増やさないと!』って言っていた。
『接する機会を増やすのではなくて、関係を作るんだ!』って私は言い張ったのだが理解してもらえない。
ただ接する機会を増やしただけで良いケアができると思っているらしい。
接する機会を増やそう!ってのが、一方的な価値観の押し付けだと気づかない。
利用者さんと職員の関係を作ること。
もっと重要なのは利用者さんと利用者さんとの関係を作ることが重要なのに、なぜか手段や方法ばかりを説いて回る。

--------------------------------難しいので読み飛ばし可------------------------------------
◆コノプカ【グループワークの定義】
 「ソーシャルワークの一つの方法であり、意図的なグループ経験を通じて、個人の社会的に機能する力を高め、
また個人、集団、地域社会の諸問題に、より効果的に対処しうるよう、人々を援助するものである。」

 「同じ居室や施設に入っている年寄りは、職員が意図的に作ったグループである」と考える。
その中で、各個人や居室内・施設の諸問題に対し、より効果的(ケアではアクティビティな効果と捕らえるべきであろう。)
に対処できるよう、職員は支援していくべきである。 と私は考える。

◆コノプカ【レクリエーション支援が必要な長期入所施設】
 「専門的・集団的・治療的処遇を与えるグループワーク施設として考慮される必要がある」と説いている。

 つまり、特養では全体(社会含む)をグループワーク施設として考慮するべきであり、
年寄りと年寄りとの関係がグループワークである。
グループワークの支援者である職員は、このグループが良い方向に進むために支援し、
最も重要なのは年寄りと年寄りの関係をつなぎ、生活のアクティビティ化を促進することである。

このあたりが医療や看護と大きく違う所で、介護の専門性ではないだろうか?
で、このあたりが私の介護哲学に書いてある「社会科学」となってくる。
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 これはユニットケアでも同じことが言える。
ケアという哲学を実行する手段や方法としてユニットケアであるはずなのに、
ユニットに区切って真似事をすることばかりに必死になる。

 『関係を作る』ってのは関わりを持つだけではない。
職員が他の利用者さんとの接し方を見て『あの人はいい人だ』って思う場合も関係作りなのだが・・・・
また、必死で離床して散歩にでも連れて行ってる姿を見て『私が寝たきりになっても、あぁやってしてくれる。』って
安心を得たりするのも関係作りなのだが・・・・・・

接するのでも『関係を作ろう!』と思っている職員と違う職員とでは、対応が違ってきたりする。
そこいらが重要やねんけど。。。。。

2004.9.5

<<今、振り返って読んで>>
 うぅ〜ん・・・・ケアマネねぇ〜。
マネージメントするんだけどなぁ〜・・・・
マネージメントは関わりではなく、関係をつなぐことなんだけどなぁ〜・・・・

当然、利用者ともそうだし、各専門職や家族・インフォーマルとも関係をつなぐ役割なんだけどなぁ〜・・・・
2006.5.21


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photo:水没少女